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はじめに
こんにちは、黒ブタです♩
海外旅行初心者でも、観光しやすい上海ですが「詐欺」や「ボッタクリ」に合う被害が増加しています。
私が上海を訪れたときにも、詐欺の場面に出くわしました。
今回は、そんな経験談をお話ししていきます。
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詐欺の手口
私に隙があるのか一人だからなのか、不思議とあることをお願いされます。

写真撮ってください。
なぜか、必ず写真撮影を頼まれるのです…
何一つ疑問に思わないセリフですが、ここに危険が隠れています。
公園には詐欺グループがいる
詐欺グループは、上海でメジャーな観光地である「豫園(よえん)」などに多く潜んでいます。
焼き小籠包が美味しく、景色が素晴らしいと評判だったので、私も観光しました。
思う存分に堪能したあと、長距離歩き疲れたので隅に座って少し休憩をしていた時…

こんにちは、写真撮ってくれない?
と、30代と思われるカップルに声を掛けられました。
カメラを渡されたので撮影してお返ししたのですが、私の首に提げていたミラーレスカメラを指差し、次の様に言われました。

君のことも撮ってあげるからカメラ貸しなよ?
観光客がたくさんいたので、ひったくりの確率は低いかな?と思いましたが、どこか違和感を感じたので「NO THANK YOU」と断りました。
カップルは続けて、

どこから来たの?
僕たちは○○に行くんだ。
と、自分たちのことを詳細に話してきます。
疲れたのでそろそろホテルに戻ると言うと、

記念に写真撮ってあげるからカメラ貸しなって!
ん? この執拗な写真撮るよ攻撃に、詐欺ではないかと疑問を持ちました。
ここでカメラを渡してしまうと、ひったくられてしまう可能性がありますね。
後から判明しますが、このカップルは正真正銘の詐欺グループでした。
詐欺グループと判明した理由
先程のカップルを詐欺認定しましたが、私自身が詐欺被害にあった訳ではないので断定は出来ません。
話しを終わらせカップルと別れると、怪しげな行動をしたため見える範囲で様子を伺いました。今思うと、良くその場所に留まれたなと冷や汗ですね…
先程まで、幸せオーラ全開なカップルでしたが、2人の間にすんなりと距離が出来て少し先にあるベンチに向かって女性が歩き出して、後を追うように男性も続き、ベンチに座っていた他の男性と3人で会話をしています。
なぜ見知らぬ男性と親しげに…怪しい…
暫くして、別の観光客が来たのを見計らい、先程のカップルが慌て定位置に戻って観光客に話しかけ始めたのです。
なんと!!!
私が写真撮影をした全く同じ場所で、その観光客に写真を撮ってもらっています。100%詐欺グループですね。
私の見た限り、この3人の他にも数人がベンチで待機していました。逃げられないようにするためでしょうか、怖いですね…
中国茶詐欺とは
そしてまた、上海でよくあるのが『中国茶詐欺』です。
豫園や人民広場で声を掛けられ、巧みな話術で仲良くなり、中国茶屋に連れて行かれます。
そして、個室で試飲をします。
- 試飲後、料金を請求されるパターン
- 試飲後、高級な中国茶を購入させられるパターン
- 試飲後、お土産を手渡され「試飲代+お土産代」の料金を請求されるパターン
日本円で約1~5万円を請求してくるようです。
あり得ない金額ですが、それでも支払ってしまう人が多いのでこの被害がなくなりません。
お茶の試飲をして、好みのお茶を買ってもらうこと自体は不思議なことではありません。「詐欺グループと繋がっている中国茶屋が存在していて相場よりも高く販売している」お店に注意が必要なのです。
現地人に話しかけられても詐欺を疑う習慣を付けましょう!
詐欺かどうかの見分け方は非常に難しいので、話しかけられても付いて行かないようにしてください。とは言え、私も現地人と数回行動を共にしたことがあります(笑)
なぜなら、自分の中の見分けるポイントをクリアしたからです!
上海人と中国茶屋に行った経験談
上海人との出会い
外灘(バンド)を観光して西側の通りへ戻る前に、メイソウ(日本で言う100円ショップ)に立ち寄りました。
オシャレな商品を見ていたら、急に話しかけられたのです。

日本の製品よりも粗悪な物ばかりだよ?
見た目はカッコ良いけどすぐに壊れるんだ。
話しかけてきたのは、70歳前後のおじさんです。
急に話しかけられたことに驚きを隠せないまま、おじさんが話を続けました。

隣には日本のデパート「大丸」があるからそっちで買うと良いよ!

日本製の商品が良質で壊れ難いのを知らずに、上海人は約1か月で壊れてしまう様な、危険な化学物質が使われた製品を使っているんだ。
急な展開に目を丸くしつつ、メイソウの店内を見渡すとお客さんも多かったので、その事実に驚きました。

なぜ、日本製品に詳しいのですか?

昔、○○建設と仕事をしていて日本には頻繁に行っていたんだよ。

日本製品と中国製品を比較しながら生活してみると、日本の商品がいかに良質かが分かるんだ。

これから○○に行く用事があるんだけど、君はどこに行くんだい?

豫園に行こうと思っています。

豫園なら、電車で1駅で行けるし徒歩でも行けるよ。
道もほぼ直線で徒歩圏なのを調べていたので、歩いて行こうと思い、

歩いて行きます。
方向はこちらですか?

それなら、途中まで同じ道だから連れて行ってあげるよ。
と、案内してもらうことになりました。
詐欺ではないと判断した理由
このあと、おじさんと中国茶屋へ行くことになりますが、私がなぜ詐欺ではないと判断したかと言うと、次のことがあげられます。
- 英語が流暢だった
- 行き方(電車or徒歩)を私が選択した
- 徒歩を選択したあと質問しなければおじさんは立ち去っていた
1.英語が流暢だった
本来ならば警戒するポイントでしたが、しっかり意思疎通が出来ていたのでクリアとします。
2.行き方(電車or徒歩)を私が選択した
上海の中心街でも英語が通じないのに、70歳前後のおじさんが流暢に英語を話すなんてと警戒しましたが、このおじさんがある程度インテリであると判断し、警戒レベルを下げました。
ただし、詐欺の為に英語を覚えたり、日本語を覚えたりする人もたくさんいるので、注意が必要ですよ。
3.徒歩を選択したあと質問しなければおじさんは立ち去っていた
これはとても重要です。
おじさんが去ろうとする別れ際に道を聞いたので、道案内をしてくれることになりました。
道案内をして欲しいとは全く思ってもいませんでしたが、少なくともおじさんからではなく私からのアプローチだったので、付いて行く決め手になったひとつです。
と言うことで、こちらも警戒レベルを下げました。
中国茶屋へ案内される
河南中路を南に進むと大通りに出ます。
ここでは、お互いの家族の話しをしました。
おじさんの奥様が、中国茶がとても好きで頻繁に購入しているそうで、

お茶はよく飲むの?

あまり飲まないですね。

おすすめの中国茶屋に案内したいけど、この辺りにはなさそうだな。
そう言われたとき、ドキッとしました。
上海で中国茶詐欺は有名だったからです。
約100m程歩くと、

あ、あったよ!
と、道路の向こう側を指差し笑顔でこちらを見ました。
おじさんがお店に入ろうとしたので、

学生でお金もないし、既にお茶は購入してあります。(嘘)
と、警戒していたので、買ってもいないお茶の存在を伝えました。
そんな私の心配に気付いたのか、

大丈夫!大丈夫!
僕がいれば無料で試飲できるから安心していいよ。
そして、おじさんが店主に試飲したい旨を伝えてくれて中国茶3種類の試飲が始まり、一番茶と二番茶の違いを楽しもう?と英語で翻訳してくれたのですが、私の英語力では理解が難しかったです。
お店の雰囲気は映画に出てきそうな立派なもので、中国茶を並べる棚は年代物ですが輝きがあり高級店の装いでした。このあと高いお茶を買わされるのではないかとハラハラしつつ、一通りの試飲が終わります。

美味しかったから、奥さんにお茶のお土産を買うね。

どのお茶にするんですか?

うーん、困ったな…
欲しいお茶の最低量があの大きい瓶に入っている量なんだって。

僕は半量あれば良いから残りの半量は君が買わない?
家族のお土産に良いよ。
と、指を差して説得してきました。
日本円で約6,000円です。
の文字が頭をぐるぐる周っていました(笑)

私は既にお茶を購入しているので要りません。(嘘)

ここでは試飲するだけと決めていました!
と、強めに返答しました。

そうか…
残念だけど僕もこんな大量には要らないからお店を出ようか!

はい…
…あれ?
もっと買わせようとしてくるんじゃないの?詐欺師でしょ?と思っていたので、拍子抜けしてしまいました。
お店を出て他愛もない会話を続けながら、約10分歩いたところでおじさんが立ち止まり、

この信号を左に行くと豫園があるよ。

ありがとうございました。
と、お礼を言って別れたのです。
詐欺ではなかった?
結果、詐欺ではなかったと判断します。
無料で試飲できると言ったのに、一度はお茶を購入するように促されたので、詐欺を免れただけでしょ?と思う人もいるかもしれません。
私は中国語が分からないので、実際にいくらのお茶だったのかも不明ですし、英語で倍の金額を伝えられ素直に支払っていれば、おじさんが多めにぼったくると言う方法もできたはずです。
しかし、私が断ると比較的すぐに、おじさんも諦めたので詐欺ではないと思います。ただただ親切で、中国茶好きな奥さんがいるおじさんでした(笑)
まとめ
海外に行くと、タクシーや飲食店での詐欺被害がたくさんあります。今回紹介した事例をみて、自分だったらこのタイミングで逃げようと線引きをするのもいいですね。
基本的には、話しかけられても着いて行かない、きっぱりと断ると言う強い意志が必要です。そんなの余裕でしょ?と思いがちですが、実際に笑顔で外国人に話し掛けられると断れないものなんです。
自分の身は自分で守りましょう!
お土産屋さんなど商品に値札が付いておらず、店員さんから金額を提示されるような値段が決まっていないお店が多く存在します。現地人には相場で売り、観光客で特に金持ちの日本人には高めに料金を提示します。
値下げ交渉の仕方についても紹介しているので、詐欺について学んだ後に読んでみて下さいね♩
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